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アネックス クイックボール72レビュー|電気工事士が教える使い方のコツと活用法

ハンドツール
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はじめに

最近はみんなペンインパクトを使うようになって、ドライバーの出番もちょっと減りましたよね。

でもやっぱりドライバーは必要なんです。

私はブレーカーの結線をするとき、ペンインパクトは使わない派。結線作業では、ANEX(アネックス) クイックボール72 を使っています

 

大量に結線するときは、以前紹介したVESSEL 電ドラボールハイスピードNo.220USB-S1を使っています。

ANEX(アネックス) クイックボール72 はビスを締めるのが楽なのはもちろんなんですが、実は他にも便利な使い方があるんです。今回は電気工事士目線でその活用法を詳しく紹介していきます。

製品概要|72枚ギアの滑らかな回転が特徴

ANEX(アネックス) クイックボール72は、サイズ的には一般的なドライバーと同程度のコンパクト設計です。

製品名の通り、72枚ギアを搭載しており、非常に軽い力でスムーズに回転します。実際に使ってみると、ギアの送り角度が細かく、ラチェット特有のカクカク感がほとんど感じられません。

グリップ部には回転方向の切り替えスイッチが付いています。ちょうど親指が当たる位置に配置されているため、作業中でも片手で簡単に正転・逆転を切り替えることができます。

 

サイズ感・取り回し(体感)

全体の重量は、一般的なドライバーよりも若干重めに感じます。これはラチェット機構が内蔵されているためです。

ただし、ラチェット機構が非常に軽快なので、親指だけでクルクルと回すことができます。グッと押し付けながら回したいシチュエーションで真価を発揮するツールです。

唯一の注意点は、回転方向の切り替え。慣れるまでは正転と逆転を間違えやすいので、作業前に必ず確認するクセをつけましょう。

 

製品スペック

項目 内容
型番 397-D
ギア数 72枚
全長 約185mm
重量 約132g
軸径 6.35mm(1/4インチ)
対応ビット 6角軸ビット全般(全長65mm以上)
価格目安 ¥2,000前後
原産国 日本

使用感レビュー|電気工事での実践的な使い方

基本的な使用感

ラチェットが細かいので軽快に回せます

切り替えも簡単で非常に使いやすい

ビットは汎用的な6角軸なので、市販の各種ビットに交換可能です。私は後述するようにダイヤモンドビットに交換して使っています。

限定色のダイヤモンドビット付きモデルについて

実は、ダイヤモンドビット付きの限定色モデルも存在します。

こちらは現在品薄で、ネット上ではほとんど手に入りません。

私はたまたまファクトリーギアさんで購入できましたが、かなりレアな商品となっています。

通常モデルでもビット交換で対応できるので、無理に限定色を探す必要はありません。

※Amazonで販売されていました。いつまであるかわかりませんがリンクを貼っておくので気になる方はどうぞ

ANEX(アネックス)クイックボール72 ブラック ダイヤモンドビット仕様

おすすめの使い方3選

1. ダイヤモンドビットに交換する

私が最もおすすめする使い方は、ダイヤモンドビットへの交換です。

ダイヤモンドビットは先端に凹凸があり、ビスをしっかりキャッチしてくれるため、作業中にビスを落とす心配がほとんどありません。

マグネットホルダーを使う方法もありますが、マグネットは紛失しやすいのが難点です。

2. ソケットドライバーや六角レンチをラチェット化

ANEX(アネックス) クイックボール72の大きな利点は、6角軸のアクセサリーが使えることです。

私は8mmや10mm程度のソケットビットを装着して、ナット回しに使用しています。通常のソケットレンチよりもコンパクトで、狭い場所での作業が格段に楽になります。

また、六角レンチビットを装着すれば、六角穴付きボルトの脱着も快適です。通常のL字型六角レンチは回しにくい場面が多いですが、ラチェット化することで作業効率が大幅に向上します。

3. ムキソケを装着して手動剥線に使う

タジマのムキソケを装着して使用することもできます。

ムキソケは本来電動工具に装着して使用する工具ですが、電動だと刃が欠けやすいという弱点があります。手動で使用すれば刃の寿命が延びますが、手で回すのは力が必要です。

そこでANEX(アネックス) クイックボール72の出番。ラチェット機構のおかげで、手動でも比較的楽に剥線作業ができます。

ただし、太い電線は負荷が大きいので、100mm²程度までの使用に留めることをおすすめします。

気になる点と対策

叩けない構造

ラチェットドライバー全般に言えることですが、ハンマーで叩くことはできません

叩くとギア機構が破損したり、動作不良を起こす可能性があります。固着したビスを外す際など、叩く必要がある場合は貫通ドライバーを使いましょう。

(貫通ドライバーの画像)

力をかけすぎるとビットが抜けにくくなる

ANEX(アネックス) クイックボール72は本締めができるほどのトルクをかけられますが、あまりにも強い力をかけるとビットが抜けにくくなることがあります。

特に、ブレーカーのビスが六角穴付きボルトだった場合は要注意です。六角ビットは接触面積が大きいため、想像以上の力がかかります。

力を入れすぎないように、適度なトルクで締め付けることを心がけましょう。何事もやりすぎは禁物です。

競合製品との比較|VESSELボールラチェットドライバー

(ボールラチェットドライバーの画像)

同じくラチェットドライバーとして人気なのが、VESSEL(ベッセル)ボールラチェットドライバーです。

VESSELは36枚ギアなので、1回転あたりの送り角度はANEX(アネックス) クイックボール72の半分です。とはいえ、実用上はそこまで大きな差は感じません。

大きな違いは、ビットの交換方式です。

アネックス クイックボール72:汎用6角軸ビットを自由に交換可能
VESSELボールラチェットドライバー:専用の替軸を使って軸の長さを変更

(ボールラチェットドライバーの軸交換画像)

ビットを色々と交換して多目的に使いたい場合はアネックス クイックボール72、ドライバーとしてそのまま使いたい場合はVESSELボールラチェットドライバーがおすすめです。

また、ギアを回したときの感触には好みがあるので、可能であれば実物を触って確認するとよいでしょう。

どんな人におすすめ?

ANEX(アネックス) クイックボール72は、以下のような方に特におすすめです。

  • 盤内結線でペンインパクトをあまり使いたくない人
  • ブレーカーのねじ山を潰したくない人
  • 手締めで確実に作業したい人
  • 狭い場所での作業が多い人

特にブレーカーのねじ山をやってしまった経験がある方は、このツールを使うことで同じ失敗を防げます。手でしっかりとトルク管理ができるので安心です。

まとめ|コスパ最高のラチェットドライバー

ANEX(アネックス) クイックボール72の最大の魅力は、ビットを自由に交換できる汎用性の高さです。

ドライバーとしてだけでなく、ソケット、六角レンチ、ムキソケなど、様々なアクセサリーをラチェット化できる点が真骨頂と言えます。

そして何より価格が安いのも大きなポイント。2,000円前後で購入でき、コストパフォーマンスは抜群です。

ANEX(アネックス) クイックボール72、ぜひ一度使ってみてください。

免責・レビュー方針

本記事は自費購入レビューです。数値は当環境での実測・主観に基づきます。購入前には必ず公式仕様・最新価格をご確認ください。

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