PR

電工ナイフが使いにくいはタタックナイフミニで解決!コンパクトな電工ナイフ

ハンドツール
記事内に広告が含まれています。

※この商品は実際に現場で使っています。画像の商品の状態がその証拠です。画像の商品の汚れ具合はご容赦ください

タタックナイフミニは、高圧ケーブルやCVケーブルの外装被覆を剥くときに非常に便利な電工ナイフです。

高圧ケーブルを剥く場合はかなり気を付けて作業しなければいけません

その際持ち手の方向を変えて作業しなければならない場面もあるため、コンパクトで持ち替えやすいタタックナイフミニは大変重宝します。

また電気工事では狭い盤内での作業や、既設の配線が密集している場所での作業も多いです。このコンパクトさが作業効率を大きく左右するでしょう。

今回はタタックナイフミニを紹介します

 

※この商品は実際に現場で使っています。画像の商品の状態がその証拠です。画像の商品の汚れ具合は許してください

【購入・使用前提】

ここ3年ほど使用しています。
主な使用用途は以下の通りです。

  • 高圧ケーブルやCVケーブルの外装剥き
  • 梱包開封
  • その他ナイフを使う作業全般

タタックナイフミニに変えてからカッターナイフの使用頻度が大幅に減りました。

カッター禁止の現場もあるので非常に助かっています。

安全面を重視する現場が増えている中で、電工ナイフの需要は確実に高まっていると感じます。

実際の現場では毎日のように使用しており、耐久性も問題ありません。

頻繁に使用する工具だからこそ、使い勝手の良さは作業効率に直結するものです。

【サイズ感・取り回し(体感)】

とにかくコンパクトな設計になっています。

全長が非常に短いので持ち替えが簡単にできます。

サックからの取り出しも簡単で、しまうときはロックがかかる仕様です。

 

この「出し入れのスムーズさ」は実際に使ってみるとよく分かります。

刃も短いので余計なところを切ってしまう心配も減りました。

従来の長い電工ナイフでは、どうしても刃先の取り回しに気を使う場面が多かったのですが、タタックナイフミニではその心配がかなり軽減されました。

タジマ タタックナイフミニ スペック

項目 仕様
全長 約169mm
刃長 約43mm
重量 約72g
サック ブレードカバー(標準)/セフホルスター別売
材質 刃部:SK-5(炭素鋼)
ハンドル:PP+GF30、TPR(エラストマー)
落下防止穴 あり
価格帯 税込3,245円(公式価格)他ECサイトでは1500~2000円前後

【その他外観】

ボードやコンパネなどを叩いて切れるように、前方にも刃がついています。

この前方の刃はたまにしか使いませんが、ちょっとした作業で役立ちます。

高所作業で落としてしまうと非常に危険なので、落下防止紐を取り付けられる穴が設けられています。

高所作業が多い現場では、この落下防止穴の存在が安心材料になるでしょう。

実際に落下防止コードを取り付けて使用している職人さんも見かけます。

 

ハンドル部分はエラストマー樹脂で滑りにくく、握りやすい形状です。

冬場の手袋をした状態でも扱いやすいのは嬉しいポイントと言えます。

 

メリット

コンパクトで取り回しが良い

とにかくコンパクトで取り回しが良いのが最大の特徴です。

特にケーブルの被覆を剥く際に違いがわかると思います。

縦に裂く場合は問題ないのですが、ケーブルの根元を横に1周切り込みを入れたい場合に、周囲の電線などに当たりにくいのが大きなメリットです。

高圧ケーブルの作業では慎重に作業しなければならないため、ちょっとの使いやすさで作業時間や仕上がりに差が出ます

特に盤内の限られたスペースでの作業では、コンパクトさが作業のしやすさに直結するでしょう。

長い電工ナイフだと何度も持ち替えないといけない場面も、タタックナイフミニならそういったストレスが軽減されます。

盤結線時のCV剥きに最適

本数が多いと長いナイフでは柄の部分が当たって回しにくいのですが、タタックナイフミニなら問題ありません。

ハグラーなどを使えば楽ですが、乗り合いで行って道具を持ってきていない場合や忘れてくる場合もあります。

そんな時に活躍するのがこの電工ナイフです。

腰袋に必ず刺さっているので、いつでもサッと取り出して使える手軽さが魅力と言えます。

 

梱包ばらしはカッターより便利

電気工事士なら必ず経験する器具の梱包ばらし作業。

ひたすら梱包をばらしていきます。

その際に今まではカッターを使っていましたが、いちいち刃をしまったりするのが面倒でした。

刃を出したままで作業するとケガをする危険性がありますからね。

特に急いでいる時や、大量の梱包をばらす時は、この「刃の出し入れ」が想像以上にストレスになります。

タタックナイフミニに変えてからは、いちいち刃をしまわなくてもサックからスッと出してスッとしまえるのでストレスが減りました。

作業のリズムが途切れないため、結果的に作業時間の短縮にもつながっています。

本体価格が安い

とにかく安い!
Amazonでの価格は1,500円ほどで購入できます。

この価格帯で、これだけの使いやすさと耐久性を兼ね備えているのは非常にコストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。

高価な工具を購入するのは躊躇してしまいますが、この価格なら気軽に試すことができます。

もし現場で紛失してしまっても、精神的・金銭的ダメージが少ないのも安心材料の一つです。

【デメリット】

サックが緩む

これがちょっと怖いところなのですが、購入当初はサックにナイフを差すとロックしてくれます。

これにより逆さにしても抜けません。

しかし時間が経つと緩んできてロックが効きにくくなることがあります。

特に頻繁に出し入れを繰り返していると、劣化が早まる傾向にあります。

 

すべての商品がそうだとは言いませんが、私はサックを2回交換しています。

そのため、足場の上などでの作業が多い方にはあまりおすすめできません。

ただし、サック単体での購入も可能なので、交換すれば問題なく使い続けられます

ただ、サック自体がナイフより高いのが難点です…

心配な場合は落下防止コードをつけると良いでしょう。

 

ダブルサックがない

サックがシングルしかないため、ダブルサックを使いたい場合はタタックナイフショートを使用した方が良いと言えます。

 

 

タタックナイフショートならダブルサックが販売しています

 

作業スタイルに合わせて選択することをおすすめします。

 

【メンテナンス方法】

電工ナイフなので刃を研がないといけません。

電工ナイフは研ぎ方が下手だとうまく切れなくなってしまいます。

電線を剥いたときに片方に寄っていってしまって芯線が見えてしまうことがあります。

これは刃の角度が均一でないことが原因です。

なので研ぎ方が下手な私はこの商品を使っています。

ジェフコム(Jefcom) オール研ぎ太郎 SK-120

 

これなら私のように研ぐのが下手な人でも問題なく研げます。

私は最近なくしたので買いなおす予定です。

砥石で研ぐのが苦手な方や、時間がない方には特におすすめと言えるでしょう。

数回往復させるだけで切れ味が復活するため、メンテナンスの手間が大幅に削減できます。

定期的に研ぐことで、常に最高のパフォーマンスを維持できます。

切れ味の悪いナイフで作業すると、余計な力が必要になり疲労も増えますし、仕上がりも悪くなってしまいます。

【代替候補(方向別)】

タタックナイフショート

タタックナイフミニよりは多少全長は長いですが、普通の電工ナイフより刃が短い分だけ取り回しに優れています。

ダブルサックが使えるため、より安全性を重視したい方はこちらを選ぶのも良いでしょう。

全長は長くなりますが、それでも一般的な電工ナイフよりはコンパクトな設計です。

クライン電工ナイフ

タタックナイフミニとほぼ同じ大きさで取り回しに優れています。

デザインもクラインツールらしくシンプルでカッコイイ仕上がりです。

ただし、タタックナイフの倍以上するので趣味の領域になるでしょう。

工具にこだわりたい方、デザイン性も重視したい方にはおすすめと言えます。

品質も非常に高く、所有欲を満たしてくれる逸品です。

【まとめ】

タタックナイフミニは以下のような方におすすめです。

  • 現状の長い電工ナイフが使いにくいと感じている方
  • 安くて扱いやすい電工ナイフを探している方
  • カッターナイフを使っているけど、カッター禁止の現場で良い電工ナイフがないか探している方

私も昔は電工ナイフが使いにくいと思っていました。

当時の電工ナイフは使う気にならずサビだらけで、全く使わずにカッターナイフばかり使っていました。

電工ナイフは古臭い工具というイメージがあり、正直なところ敬遠していた部分もあります。

しかしカッター禁止の現場があった際にタタックナイフミニを購入してから、逆にカッターナイフは養生シートを切るのと、ボードを削るのがメインになりました。

今では電工ナイフの方がメインツールとして活躍しています。

同じような悩みがある人はぜひ試してみてください。

特に若手の電気工事士の方で、まだ自分に合った電工ナイフを見つけられていない方には、ぜひ一度手に取ってもらいたい製品です。

この価格なら失敗してもダメージは少ないですし、きっと期待以上の使い勝手を実感できます。

レビュー方針・免責事項

本記事は自費購入品のレビューです。記載されている数値は当環境での実測値および主観的な評価です。

購入前には必ず公式仕様および最新価格をご確認ください。使用環境や個人の感覚によって評価は異なる場合があります。

コメント