38mm²の圧着は充電工具でやるものだろう?
以前の私はそう思っていました。初めてハンドプレスの圧着工具を渡されたときは、正直嫌でしたね…硬いし、手が疲れるし、大変でした。
しかし時がたち、ツノダTP-38に出会ってから考えが変わりました。

今ではハンドプレスを積極的に使うようになったんです。
今回はそんなツノダTP-38の魅力を、実際の使用感とともに詳しく紹介していきます。
ツノダTP-38とは?製品概要
ツノダTP-38は、8mm²から38mm²まで幅広く対応できる圧着工具です。
38mm²クラスになると充電式の電動工具を使う場面が多いのですが、本体が大きく重いため、1〜2か所程度の圧着作業ならハンドプレスの方が圧倒的に楽なんです。
例えば、屋上で1か所だけ圧着するような場合、重い充電工具を持ち運ぶよりもツノダTP-38を持っていく方が効率的ですよね。

JISマークもしっかり付いているので、品質面でも安心して使用できる製品となっています。
サイズ感・取り回し(体感)
14㎟の圧着機と比べると一回り大きいです

重量はそれなりにありますが、充電工具と比べれば格段に軽く、片手でも十分扱えます。14mm²までの圧着工具と比較すると重みは感じますが、38mm²まで対応できることを考えれば許容範囲でしょう。
グリップも握りやすく設計されており、長時間使用しても手が疲れにくい形状になっています。
製品スペック一覧
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 型番 | TP-38 |
| 規格 | JIS C 9711 認証(JISマーク付) |
| 全長 | 345 mm |
| 重量 | 760 g |
| ヘッド厚 | 7 mm |
| ヘッド幅 | 63 mm |
| 対応サイズ | 8mm²〜38mm² |
| 価格目安 | Amazonで8500円程度 |
実際の使用感レビュー
幅広い現場で活躍する汎用性
8mm²から38mm²まで対応できるので、乗り合いで現場に行くときはこれと5.5㎟までの圧着機を持っていけば、大抵の圧着作業に対応できます。
14mm²までしか使わないならいらないかも
ただし、14mm²までの圧着工具に比べると本体重量があるのは事実です。
もし普段の作業で14mm²までしか使わないとわかっているなら、14mm²までの圧着機で十分かもしれません。用途に応じて選択することをおすすめします。
ツノダTP-38の良い点
1. 38mm²でも驚くほど軽く圧着できる
使ってみればわかりますが、めちゃくちゃ軽いです。
大抵の人は初めて使ったときにびっくりします。私自身、握力があまりない方なのですが、この圧着工具は本当に重宝しています。
この製品を買うまでは、「38mm²までのハンドプレスの圧着工具なんて必要ない」と思っていました。
しかし出張の荷物を減らそうとして購入したところ、他メーカーの製品を使ったときと比べて圧倒的に軽く感じたんです。買ってよかったと心から思える製品ですね。
2. 両面にカラーマーカーが付いている
両面のカラーマーカーも、私にとっては購入の大きな決め手となりました。
例えば22mm²を圧着するとき、私だけかもしれませんが、確実に22mm²のマーカーで圧着したという確認をしたいので、表示を見て端子を差し込みたいんです。
片面しか表示がない工具の場合、逆向きに持ってしまったら一度ひっくり返さないといけませんよね?
1〜2個圧着するくらいなら問題ありませんが、何か所も圧着する場合は本当に面倒になります。これは実際に作業している人に聞くと、皆さん共感してくれます。
私の知り合いには、色がついていない部分を白ペンで塗ってわかりやすくしている人もいました。そういった手間が不要なのは大きなメリットです。
気になる点・デメリット
圧着マークがやや薄く感じることがある
圧着した時に付く14や22といった刻印が、ちょっと薄いような気がします。
ツノダさんのホームページには「圧着マークくっきり」と書いてありますが、実際に使ってみると体感では薄めです。マークが分かりにくいときが時々ありますね。
以前、マークがかなり薄かった時があったのですが、その時は8mm²×2本で22mm²のPスリーブを使っていました。調べてみると、14mm²のPスリーブが16.78mm²までなので、本来は14mm²を使うのが正解だったのです。
適切なサイズのスリーブを使えば問題ありませんが、それでもちょっとマークが薄く感じます
どんな人におすすめ?
強電工事が多い電気工事士の方
強電工事をよくする方には特におすすめです。38㎟までの圧着作業がある人は、軽い力で作業できるメリットが大きく活きてきます。
出張や乗り合いで現場に行く方
複数の現場を回る方や、乗り合いで工具を最小限にしたい方にもぴったりです。1本で幅広いサイズに対応できるため、持ち運ぶ工具を減らせます。
握力が弱めの方
比較的握力が弱い方には特におすすめしたい製品です。
38mm²のハンドプレスは一般的にかなり硬いですから、少しでも軽い力で作業できる方が疲労も少なく済みますよね。
電動工具を使うべき場面も
ただし、何十か所も圧着するような大規模な作業の場合は、素直に電動工具を使いましょう。ハンドプレスはあくまで少数の圧着作業に適した工具です。
まとめ:工具箱に1本入れておきたい逸品
38mm²対応のハンドプレス圧着工具を購入しようと考えているなら、ツノダTP-38を強くおすすめします。
工具箱の中に1つ入れておくべき道具の一つだと自信を持って言えます。買っておいて損することはないでしょう。
軽い圧着力、両面カラーマーカー、そしてJIS規格の信頼性。これらが揃ったツノダTP-38は、プロの電気工事士にとって心強い相棒になってくれるはずです。
レビュー方針・免責事項
本記事は自費購入によるレビューです。記載されている数値や使用感は当環境での実測・主観に基づくものです。購入前には必ず公式仕様・最新価格をご確認ください。


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