現場でこんな経験ありませんか?
「あれ、これ14のソケットいるんじゃね?」
こんなこと現場で起きてませんか?
プラスだと思っていたら、実は14でした……そんな小〇太夫のようなことが現場では日常茶飯事です。
そんな時に便利なのがKLEINフリップソケットセット ６ｉｎ１ 32933M
6サイズのソケットがまとまっているので、まとめて持ち運びできます。いざという時に役立つ商品なんです。
今回はKLEINフリップソケットセット ６ｉｎ１ 32933Mの使用感を詳しくレビューしていきます。
製品スペック
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 製品名 | KLEIN フリップソケットセット ６ｉｎ１ 32933M |
| セット内容 | 7mm、8mm、10mm、12mm、13mm、14mm (6サイズ) |
| ソケット構成 | 7mm/8mm、10mm/12mm、13mm/14mm (両端仕様) |
| 機能 | マグネット付き先端、ボールポイント保持機構 |
| 対応工具 | ラチェットドライバー、インパクトドライバー |
| 特徴 | コンパクト収納、クイックチェンジ対応 |
外観と構造をチェック
セット内容
7mmと8mm、10mmと12mm、13mmと14mmの6サイズがセットになっています。
各ソケットは両端仕様になっており、3つのパーツで6サイズをカバーする設計です。
バラした状態
各パーツを分解すると、シャフトとソケット3種類に分かれます。
バラしてもいいですが、KLEINフリップソケットセット ６ｉｎ１ 32933M はまとめて持ち運べるのが売りなので合体して使いましょう
マグネット付き先端
先端には磁石が内蔵されており、ボルトやナットをしっかりキャッチ。
高所作業や狭い場所での作業時に、ボルトを落とすリスクを大幅に軽減してくれます。
ボールポイント保持機構
ソケットは先端から挿入して使用する仕組みです。
ボールポイントがついているため、挿入時にカチッと止まり、作業中に抜け落ちる心配がありません。
収納方法
使わないときは反対側から入れて収納します。
この設計により、コンパクトに全てのソケットをまとめておけるのが特徴です。
対応工具
ラチェットドライバーやインパクトドライバーに装着して使用できます。
一般的な6.35mm(1/4インチ)六角軸に対応しているため、手持ちの工具にそのまま使えるのが便利ですね。
KLEIN フリップソケットセット 32933Mのレビュー
主な特徴はこの2つ
それぞれ詳しく見ていきましょう。
特徴1:1つで複数サイズのボルトを締められる
6種類をコンパクトに持ち運び可能
通常、6種類のソケットを持ち運ぶと、工具バッグの中でかさばってしまいます。
バラバラに持ち運ぶと探すのも大変ですし、紛失のリスクも高まります。
ソケットを一つにまとめられる
このフリップソケットセットなら、6サイズを1つのユニットにまとめて収納可能。
工具バッグの中でも場所を取らず、必要な時にすぐ取り出せます。探す手間が省けるのは現場では大きなメリットです。
デメリット:有効深さが浅い
残念ながら、ソケットの有効深さが浅すぎてボルト側でしか使えません。
ボルトが飛び出しているナット側で使うことができないのは大きな制約です。
、もう少し深くしてくれたら完璧だったのですが……この点は改善を期待したいところです。
特徴2:サイズの変更が簡単(ペアのサイズに限る)
ペアサイズなら瞬時に切り替え
13mmから14mmにサイズ変更する場合、抜いてひっくり返すだけ。
特に電気工事では13mmと14mmを頻繁に使い分けるため、この機能は非常に重宝します。
わずか数秒でサイズ変更できるスピード感は、作業効率を確実にアップさせてくれるでしょう。
デメリット:ペア以外の変更は面倒
ペア以外の変更は結構面倒です
例えば7mmから8mmへの変更は便利ですが、7mmから10mmに変更する場合
一度シャフトをインパクトなどから抜いて、別のソケットに変えなければなりません。
ペアサイズ以外に変更するときは、通常のソケット交換と同じくらい手間がかかります。
手間が減る小技
交換用ビットを買えばほかのソケットを差せるのでちょっと手間が減ります
交換用ビットは長さがいろいろあるので使える幅が広がります
どんな場面で使える?
配管部材や金物吊り作業に最適
配管部材やレースウェイなどの金物を吊るときに特に役立ちます。
ただし、先述の通りボルトが出ている方には使えないという制約があります。
使える場面の具体例
- パイラックの取り付け作業
- HB-1などのボルト締め作業
これらのボルト側からアクセスできる作業には問題なく使えます。
使えない場面
- パイラッククリップなどナット側からの作業
- ボルトが飛び出している箇所
このような場面では、通常のディープソケットを使う必要があります。
まとめ:サブ工具として持っておきたい一品
位置づけはサブ・緊急用
メインでバリバリ使うというよりは、サブ工具または緊急用として考えるのが適切でしょう。
使う場所は確かに限定されますが、それでも6サイズを一緒に持ち歩けるというメリットは大きいです。
こんな人におすすめ
- サイズ違いのボルトを頻繁に扱う電気工事関係者
- 工具を最小限に抑えたい方
- 緊急時の備えとして工具を充実させたい方
いつも使う工具バッグに入れておけば、「あのサイズがない!」というトラブルを確実に減らせます。
完璧な工具ではありませんが、現場での「いざという時」に確実に役立つ一品。
工具箱に一つ忍ばせておくことをおすすめします。
免責・レビュー方針
本記事は自費購入レビューです。数値は当環境での実測・主観に基づきます。購入前には必ず公式仕様・最新価格をご確認ください。
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